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コチャルメルソウの共同研究が受理された [日常]

朝、メールチェックするとリバイスして再投稿していたコチャルメルソウの共著論文が受理されたとのメール。コチャルメルソウの不思議な形の花弁は訪花昆虫を誘引するのではなく、足場として機能していることを示した研究です。石川県林業試験場で2014年4月に予備調査、2015年4月に野外観察と実験処理を行って、筆頭著者の勝原さんがまとめたものです。

Katsuhara, K.R., Kitamura, S., & Ushimaru, A. (in press) Functional significance of petals as landing sites in fungus-gnat pollinated flowers of Mitella pauciflora (Saxifragaceae). Functional Ecology.

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調査中のKさんとUさん

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きれいに実験処理した花序

午前中は晴れていたので、林業試験場に出かけて、マムシグサのカメラのチェック。ほとんど変化はないけど、ちょっとだけ食べられている様子。午後は来週の集中講義の資料の再確認。2013年に霊長類研究所で話した内容に新しい情報を追加していく。ウツボカズラの論文とか、また新しい研究が出ていた。今回は植物よりの参加者が多いと思われるので、動物の情報をできるだけ追加したほうが良いかな。

夕方、卒研生を連れて金沢大学の生態学研究室のゼミに参加。2人に卒研内容について話してもらう。普段のゼミとは全く違う環境で話をすることは、いい経験になるでしょう。ただ、もう少し早めに準備してもらう必要があったか。せっかく、他大学まで出かけて話すのだから、一番面白いところのデータを示すまで解析が進んでいないのはちょっともったいなかった。また1月にお邪魔する予定。
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