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ヤマモモ調査初日 [日常]

朝は良い天気。調査用具を確認して、朝食を済ませる。双眼鏡は持っていくかどうしようか悩んだけど、デジカメで代用することにした。小松空港まで車で移動。空港の駐車場もかなり埋まっていて、チェックインカウンターも結構人がいる。予定の飛行機も満席らしい。荷物を預けて、福岡空港でいったん受け取りかと思ったけど、JALのカウンターでもらった黄色い紙を見せれば、乗継できるらしい。帰りもそれで行けるのであれば、福岡での乗り継ぎが面倒ではなくなりそう。

福岡空港にはほぼ予定通りに到着。次の屋久島へのフライトまでは時間があるので、まずは昼食を済ませる。レストラン街をうろうろして、瓦そばをいただく。その後は、ラウンジでメールチェック。今後もしばらく海外出張などは頻繁に出かけられないだろうから、有効活用できるときに利用しておこう。屋久島行きのフライトはバス移動。定員50名だけど、こちらのフライトも満席だった。

屋久島空港には、予定よりも少し遅れたくらいの時間帯に到着。わたしは出入り口の最寄席だったので、最初に降りてきたんだけど、荷物が出てきたのが最後だった。先に屋久島入りしていたHさんたちに合流して、空港から西部林道を経由して、宿へ向かう。道端の白い花はセンダングサらしい。サキシマフヨウの花も多く、明るい場所には、クワズイモが見られた。クロマツの松枯れが目立っているけど、ここ数年、悪化してしてきたらしい。

西部林道に入ると普通にヤクシマザルもヤクシカも見られた。ブタオザルよりもずいぶんと小さくてかわいらしい感じ。人慣れしているので、すぐ近くで観察できるけど、ほとんど気にしていない様子。マテバシイのドングリを食べている様子で、かみ割ったドングリが多数落ちていた。しばらくサルとシカを観察してから、宿へ向かう。それにしても林床に緑が少ない。これがシカの影響なんだろうな。

今回の滞在は「浮雲」で有名な宿に宿泊。夕食後はプロジェクトに参加している学生二名の経過報告。最初にOさんの屋久島のサルの捕獲と被害についての話題。次はWさんの屋久島と種子島のヤマモモの分布調査の話題。毎木調査を相当頑張って行った様子だけど、実生がほとんど見つからないらしい。まあ、明日、実際に現地を歩いてみて、もう少しイメージを固めていこう。
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