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タイ調査初日 [研究]

昨夜は暖房をつけずに寝たら、朝方に寒くて目が覚める。さすがに半袖半ズボンで寝ていると寒かった。あまり早く起きても仕方がないので、7時まではうだうだしてのんびりと起床。ホテルの朝食は高いし、コンビニ弁当というのも何だったので、関空のレストランで和食バイキング。850円ならこんなものかな。

8時半にチェックアウトして、チェックインカウンターでさっさと荷物を預ける。こんなにガラガラなのは久しぶり。ほとんど待ち時間なしでチェックインを終了。ところが手荷物検査で手間取ってしまった。秋になってから調査用に小さなナイフをザックに入れたままにしていたのだった…。なかなかチェックが厳しい。出国審査終了後はメールをチェック。いくつか原稿が届いていたので、校正ミスがないかを確認。きれいに編集されているので読みやすい。1時間ほど集中して仕事をすすめることができた。

フライトはほぼ定刻通りに離陸。バンコク行きでこれほど空いているのは珍しい。3列シートを一人で使えると気楽でよろしい。昨日の電車の中で読んだ査読仕事を読み直して、関連文献にも目を通すことができたので、ようやくレポートをまとめる準備ができた。対象種が1種で、調査地が1箇所なので、この雑誌では厳しいのかもしれないけど、ユニーク性をどう評価するか。

前回のタイ行きでは早朝に自宅を出発してのフライトだったので、機内では疲労感満載だったのだけど、今回は前泊しているので、普通に仕事する気力がある。日程的に可能なら、前泊するようにしようかな。電車の遅れを心配する必要もないし。久しぶりに窓から外を見ることができたので、カオヤイの上空を通過している時には、眼下に広がる森を少しだけ楽しむ。残念ながら、今回はカオヤイに出かけている余裕はない。

3時少し前に着陸して、入国審査場までの長い道のりをスタスタ歩く。前回は入国審査でかなり待たされたのだけど、今回はガラガラでほとんど待ち時間はなし。3時15分には預けた荷物を待っている状態だった。荷物も珍しく早く出てきたので(タイ航空はシルバー会員なので優先的に出してもらえる)、3時半前にはタクシーに乗ることができた。着陸してからタクシーに乗り込むまでの時間としては、これまでで最短。マヒドン大学までは場所によっては渋滞するのだけど、今日はとてもスムーズ。大学のオフィスに着いたのは4時!着陸してから1時間以内にオフィスに到着したのは、多分初めて。空港も道路も混雑していないとこんなにスムーズに移動することができるんだ。いつもかなり移動時間で無駄にしているということか。

明日はオフィスでサイチョウ学会の発表要旨の作成と他の人の要旨の修正作業。ピライチームも数人が発表するのにまだ一人しか要旨を送付していないらしい。いかんなあ。