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植林体験イベントに参加した [日常]

久しぶりに朝市にでかけたけど、あまり購買意欲をそそられるものがなかった。そろそろ晴れた日はジョギングを再開して、春からのフィールドシーズンに備えて基礎体力を高めておく必要がありそう。朝食後はのんびりと東京マラソンを眺めて時間をつぶす。その後は早めの昼食を済ませて、電車でイベント会場へ移動。好天で何より。

会場でまずは石川県の海岸の植林の歴史を学ぶ。石川県って近畿中国森林管理局の管轄だったのか。まあ、海岸のクロマツ林が人工的なもので、比較的歴史が新しいものだということはもうちょっと広く知られてもよいかもね。抵抗性の松について、もうちょっと詳しい話を聞きたかったのだけど、その辺は質問する時間がなかった。マツノザイセンチュウに抵抗性が高いということは、トレードオフで何かを削っているのだと思うけど、植樹個体の定着率が低いのはその辺が関係しないのだろうか。

その後は安宅林風景林を歩き、簡単な説明を受ける。いくつか根元付近で削られた個体は、かつて松脂を採集した痕らしい。いくつかエビフライも発見したけど、ニホンリスは見かけなかった。

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松脂採集痕

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トベラの果実

その後は植林イベントの会場へ移動して、簡単に植樹方法などの説明を受ける。20人ほどで100本ほどの植樹を体験。砂地ということもあり、簡単に穴は掘ることができた。砂で葉を傷つけてしまうことで弱ってしまうらしい。

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これは数年経過した植樹個体

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まずは見本。黒いのは炭。

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一人5本

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植樹後

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帰りは白山がきれいだった

種子散布研究者としては、生態系サービスの代替評価することをちょっとだけ体験することができたという点ではよかったかな。