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ようやく減ってきた [日常]

朝一番に実験室のヤマナメクジを確認。1週間放置されていたけど、特に変わりなく丸まっていた。出張手続きの事務処理を終わらせてしまう。今週中に科研費も数百円残っているのを消耗品で使ってしまう予定。完成版の卒論が届いていたので、こちらの印刷費用の事務処理も忘れないうちに片付ける。

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こんな感じで丸まっています。

その後は学会中に作成した運営部会関係のスケジュールをwiki掲載して、部会メンバーに確認依頼のメールを送信。去年よりも生態学会の開催時期が1週間遅いので、4月の締め切りまで1週間短いんだよね。大きな変更事項がなければ、ニューズレターの準備にそれほど手間はかからないのだけど。

午後は林業試験場のマムシグサとイチョウの自動撮影カメラの確認。2月末にチェックしてから、3週間近く経過した。雪はすっかりとけてしまって、オウレンやフキノトウがちらほら見えた。コチャルメルソウはまだ開花していない。林業試験場内の間伐作業もかなり進んできた。間伐作業を行った林床はかなり攪乱されている。

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開花中のオウレン

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フキノトウ

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コチャルメルソウ

一箇所目のマムシグサは明らかに果実が減少していた!ついに食べられたか?カメラもほぼ電池切れ状態。確認するとヒヨちゃんが撮影されていた。ただ、きれいに食べつくす様子までは撮影できていない。最初のアプローチとその次をつまんで食べるくらいは撮影されている。その後、同じ場所に滞在して食べ続けたと思われるのだけど、センサーに反応していない。積雪時には寒すぎてセンサーがうまく動作しないのかと思ったけど、このくらいの気温でもだめなのか?ただ、撮影されていない数分間の前後にヒヨちゃんが撮影されているので、犯人はヒヨちゃんだろうなあ。これはビデオにしたほうがよいのかも?

なぜか雪の上を歩いているカエルが撮影されていた。カメラのすぐ近くに貯水池があるので、産卵に来たのだろうか?

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雪の上を移動中のアカガエルの仲間。

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ハクビシンは食べません。

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テンも食べません。

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アナグマも食べません。

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本命のヒヨちゃん。でも違う場所。

ただし、マムシグサもすべてが食べつくされたわけではなく、残っていたものの一部が食べられただけ。よっぽどまずいのだろうか?赤くてよく目立つのだけどねえ。ただ、この時期は他に果実があるわけではないので、これからも食べられるかな?3年継続して、周辺の結実フェノロジーと果実食鳥類の季節変動を記録したら、修士のテーマくらいにはできるかな?