SSブログ

ナメクジ病気か? [日常]

今日は卒業式なので休日出勤。ずいぶんと冷え込んで、風が強いだけではなく、雪がちらついていた。大学に到着後、実験室のナメクジを確認すると今までに見たことのない状態になっていた。

IMGP5653.jpg
なんだか得体の知れない分泌物が大量に見える。

病気だろうか?それとも普通の行動なのだろうか?ちょっと気になるのは、最近、飼育している水槽内に小型のハエらしきものがうろちょろしている点。ヤマナメクジの寄生バエだと困るなあ。半年以上、飼育しているのでちょっと愛着もあるし。

とりあえずナメクジの大きさが急に変化したりはしていないので、放置して卒業式に参加。体育館、冷え込んでいるなあ。うちの大学は人数が少ないこともあり、学長から卒業生と修了生全員に卒業証書を手渡すので、かなりの時間がかかる。就職する人が大部分を占めるので、卒業式の位置づけがわたしなんかが経験したものとは大きく異なるのだろう。10時から始まった卒業式が一通り終わったのは11時45分ごろ。さすがに今年は2年目ということもあり、自分の所属する学科の学生たちはだいたい顔と名前が一致していた。最後に学科単位で写真撮影して卒業式は修了。来年は2時間くらいかかることを想定しておきましょう。

研究室で昼食後、昨年度の卒業生も研究室に顔を出してくれた。高校で生物の教師になった卒業生の一人は、「今では、大学でもっとたくさん学んでおけば良かったと感じながら、日々勉強に明け暮れています。」と話していた。まあ、そんなことを考えているのなら、送り出した側としては、うれしい限り。結局のところ、大学の評価って卒業生の活躍いかんにかかっているのだろうから。

卒業式後は来年度の卒研生3名に学生部屋の鍵を渡して、研究室のルールや卒研の指導方針などを伝える。種子散布の研究って、単年度で成果を挙げるのは難しいテーマも多い。ある程度、まとめやすそうなテーマでまだ手がつけられていないネタは結構限られている。かといって、卒研でイメージをつかんで、M1のデータで勝負して、M2は就活に集中してまとめるのは結構、難しい気がする。どうしてもこれを研究したい!っていう熱意がないと研究って、なかなか続かないような気がするけど、どうコメントしたものか悩ましい。教員が話すことをすべて受け入れてしまう可能性があるのも難しいところ。生態学会の飲み会でも話していたのだけど、修士の研究テーマはもうすこしこちらから誘導したほうがよいのだろうか?

その後はホテルで開催された大学の謝恩会に参加。

IMGP5658.jpg
シャンパンで乾杯。

2時間ほど楽しい時間を過ごしました。結婚式の二次会やこんな感じのイベントのビンゴ大会は何度も参加しているけど、景品をいただいたのは初めてではないだろうか?最初はまったく穴が開かず、「こんなところで運を使わないの」などと強がっていましたが、それから立て続けにヒットして、最終的には5番目くらいにビンゴになり、おいしいレトルトカレーをいただきました。準備していただいた学生さんたち、お疲れさまでした。