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カモシカで試し撮り [日常]

明日から天候が崩れそうなので、晴れている間に林業試験場の自動撮影カメラの交換作業。気温はそれほど高くはないので、森の中を歩いていてもそれほど蒸し暑くはない。最初のカメラでいきなりツキノワグマが撮影されていた。顔の右側に傷がついているので、今後、個体識別できる可能性がある。カメラが気になったのか最後は近寄った写真が撮影されていた。イノシシの親子が何度も撮影されている。どうりで林床が掘り返されているわけだ。

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キズのあるツキノワグマ

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イノシシの親子

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離れザル

その後、森の中を歩いていると急にカモシカの警戒音。トレイルの先にいる個体を目が合う。両方とも角がしっかりしているので、いつもの家族のおとうちゃんか。わたしが歩くのに合わせて、トレイルを先に進んでいくので、ちょっと立ち止まって、ザックからデジカメを出す。来月のアフリカ調査用に購入したカメラで試し撮り。手持ちでどのくらいぶれずにとれるのか、ズームをいくつか変えて撮影。あまり動かないし、適度に薄暗いスギ林内なので、森の中の大型動物の被写体としてはちょうどよい。トリミングなしでこのくらいとれるのか。最近のデジカメのズーム機能はすごいなあ。ただ、もう少し暗くなるとうまく固定する必要がありそう。一脚でももっていくかな。

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カモシカ1

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カモシカ2

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カモシカ3

今日は林床をウロウロしている青灰色のヤスデを何度も見かけた。繁殖期なのか、抱き合っている個体もいた。林床で咲いていたのは、ミズタマソウ、ミズヒキ、ヌスビトハギ、ヒヨドリバナ、ノブキ、ミョウガ、ツリフネソウ、ヨウシュウヤマゴボウなど。倒木の上にテンの糞なのか、ウワミズザクラの種子が詰まっていた。

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オオカマキリ

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ニクイロババヤスデ?

明日は雨が降るまでに角間のフェノロジー調査。