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シロソウメンタケを見かけた [日常]

木曜日に出かけることが多いけど、昨日は雨だったので一日延期した定例の角間調査にでかける。低い雲が気になったけど、晴れの予報を疑わずに何も持たずに調査に出かけたのが失敗だった。きちんと雨雲レーダーを確認しておくべきだった。調査地に到着して、最初の調査対象で作業中にぱらついてきて、だんだんと激しくなる。く、車にカッパも折り畳み傘もおいてきてしまった。ただ、比較的明るいので、しばらく木の下で雨宿りして、やりすごす。道端のカラムシを食べているのは、フクラスズメの幼虫か。写真を撮ろうと近づいたら、殺気を感じたのか、頭をブンブン振り回していた。

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地面から何やら白い物体が生えているのが見えたので、近づいてみる。もやしみたいだけど、シロソウメンタケか?道沿いにスズメバチの巣があった場所はどなたかが撤去してくれたみたいなんだけど、別の場所に新しく営巣していた。こっちの方が調査地に近いからいやだなあ。しっかり木の洞が占領されていた。

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あまり果実は食べられていなかったけど、今朝も一瞬、ヒヨドリが来ていたようなので、もう少しカメラの設置を継続することにする。ただ、他にも結実個体がたくさんあるから、ここに来るかというと微妙かも知れない。大学キャンパス内でもカメラを設置していない個体が先に食べられてしまったけど、ようやく調査中の個体にも鳥がやってきている様子なのでもう少し辛抱してみよう。

2年前の6月にうちの研究室にやってきたヤマナメクジNo.7がお亡くなりになっていた。ここ10日間ほどあまり餌を食べておらず、昨日も隙間でじっとしていたので、ちょっと気になっていたのだけど、寿命だろうか。ちょうど、一年前に産卵した卵から産まれた子供たちは今年の卒研テーマとして、活躍中。先月、同居させたときに交尾したのかどうかわからなかったので、埋める前に解剖してみたけど、卵は見つからず。ただ、こんなにきれいに外側がすっぱりと外れるとは知りませんでした。

8月下旬から空いている時間はほとんど調査プロポーザル書きとインドとの共同研究申請書を準備することに費やしていたので、その他の仕事の優先順位を下げていたので、これからしばらくは放置していた仕事を集中的にこなしてしまいたい。ただ、書類書きのために霊長類の食性関係の論文はかなり読んだので、12月の集中講義でいかすことができるように資料をまとめておこう。

県内でもミズアオイが咲き始めた様子。去年も今頃に観察した場所でも開花しているとの情報を見かける。そろそろウンランとかも咲いているので、海岸植物を観察がてら、ザリガニ釣りに出かけてみよう。