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科研費説明会に参加した [日常]

今日は業務で西宮出張なので、朝はのんびりと準備を進める。天気がいまいちになりそうなので、一応、折りたたみ傘を持って行く。最寄りの駅から普通電車で小松まで移動して、サンダーバードに乗り換えて大阪に向かう。つい癖で、列車の最後尾の席を指定してしまったけど、今日は日帰り出張で荷物が少ないのだから、どこでもよかったのだった。

電車の中では、エディター業務で昨日再投稿されてきたリバイス原稿を読み進める。著者のコメントと見比べながら、修正点を確認していく。新大阪で乗り換えて、尼崎経由で西宮に到着。神戸に住んでいたころに北ことあるかなあ?バス停は同じ説明会に参加すると思われるスーツ姿の人が目立つ。近くのコンビニでお昼ご飯を購入して、バスを待ち、会場の関西学院大学へ移動。こんな住宅地を抜けた先に大学があるのか。きれいなキャンパスですな。

会場入り口で今日の配布資料を受け取り、いったん会場を離れてキャンパス内のベンチで昼食を済ませる。会場に入って、前の方に適当に座って説明会に参加。科研費改革の背景とか、申請書の変更点とか、Researchmapとか、1時間半ほどいろいろな説明が順番に文科省とか、JSPSとかの担当者から説明された。時間制限が厳しいのかもしれないけど、配布資料があるとはいえ、早口すぎる説明もあり、科研費姿勢システムについてある程度、熟知していない人にはついていけないんじゃなかろうか?まあ、うちの大学みたいに科研費担当者が数年で入れ替わるところは少ないのか。

申請する側としては、競争的資金を増やす方針を否定はしないけど、そこが多少、改善されてもこれまでに削減してきた予算の影響を埋めることはできないんではないかなあ。研究業績リストのフォーマットを整える必要がなくなっただけでもずいぶんと時間が有効活用できるけど、うちの職場はResearchmapに登録していない人も多いので、そこからだろうなあ。ついでにうちの職場の年度末の研究業績リストの報告もResearchmapでよいことにして欲しいなあ。

帰りの電車では写真データの最終確認。論文化するべくタイトルとか考えてみる。写真の枚数が多いので、いろいろな解析も考えられるけど、まずは新しい発見に絞って論文にまとめたほうが書きやすそう。さいわい、先行研究とほぼ同じ手法の研究なので、その辺の方法は記述しやすいのはありがたい。ただ、同じ調査地の先行研究であまり真面目に調査地の植生などが記載されていないので、その辺は自分で書く必要がありそう。
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