SSブログ

論文合宿2日目 [研究]

6時に起床して、7時まではメール対応など。昨日の夜に購入した朝ご飯を寛太に済ませて、今日からの打ち合わせの資料準備。うーん、サイチョウ類の彩色データの集まりが悪いんだよな。とりあえず種レベルでの解析は難しそうなので、属レベルを機能群として扱って、その中で利用する植物の情報を属レベルとか科レベルでまとめてみることにしよう。種ごとのデータは属内の多様性が違いすぎるのであまり参考にならないだろう。果実食の程度を何とかして数値化したいけど、繁殖期に給餌する果実量のデータだと何を測定しているのか微妙な感じ。

9時から霊長類研究所のお茶部屋を借りて、打ち合わせ。わたしはSoumyaさんとサイチョウデータのとりまとめ、辻さんはKimさんとマカクの論文の修正。Kimさん、よく勉強しているなあ。アブストは読んだけど、中身を熟読していない論文とか、最近はたくさんあるからなあ。打ち合わせの結果、さらに未発表データがありそうな人のところ、数名に問い合わせてみることになりそう。SoumyaさんがキタカササギサイチョウにGPSロガーを取り付けて収集したデータはサンプル数が少ないけど、貴重なデータになりそう。

昼食は食堂で食べたけど、昨夜と同じ鶏のから揚げがメインだったのはちと残念。たただ、湯本さん会うことができたのはよかった。午後はデータセット作成作業の続きを継続して、夕方から二人のセミナー。参加者は15人ほどで多くはなかったけど、種子散布の話を2時間しっかり聞くチャンスはなかなかない。さすがにほとんどの研究内容は論文で読んだことがあったのでよくわかったけど、二人とも落ち着いた話しぶりで、非英語圏の人にとってもわかりやすいプレゼンでした。

夕食は中華料理をいただく。二人とも湯本さんの話を楽しく聞いていた様子。いろいろなところに出かけているからなあ。
コメント(0)