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論文合宿4日目 [研究]

あっという間に週末になってしまった。今朝もKimさんは近くを散歩してきたらしく、白い鳥を見たといっていた。川にいたらしいので、コサギかチュウサギだろうか。眼鏡をしていなかったから、よく見えなかったとのこと。それにしても霊長類研究所の周辺はカラスが多い。所内には大きな木も多いから、ねぐらになっているのだろうか?まあ、チンパンジーの声が響き渡るのがずいぶんと違うのだけど。カリンズの森を思い出すなあ。

今朝も9時から論文合宿の続き。先日、再来年の3月上旬に開催されるFSD2020でのプレナリー講演者の候補として、日本人の研究者で私よりも若い世代の人のホームページ情報をまとめて二人に送付。論文リストだけではなく、被引用回数などもすぐに見ることができるので便利。本当はタイやカンボジアなどで種子散布に取り組んでいる研究者がいるとよいのだけど、適当な人が見つからないらしい。中国はドングリの種子散布の研究はすごく進んできたけど、他の分類群を対象としてガンガン論文を書いている若手は多くはなさそう。あとはマレーシアとかかなあ。候補者を探しておかねば。

昼食はうどんを食べに出かけたのだけど、結局、二人はそばを食べていた。まあ、自分でゆでて、適当なトッピングを選択する形式を楽しんでいた様子。あと週末に事に来ている家族連れを観察していた。マカクの論文は辻さんとKimさんがデータの再解析と論文の枠組みの再構築をかなり進めてくれたので、最初に投稿できることになりそう。3月までに2つ投稿するのがノルマなので、あと1つをどうにかしないといけない。インドの別の研究者にメールでデータの共有を依頼したところ、もうしばらくすると調査に出かけて、戻ってくるのは2月とかいう返信が届く。おっとそれはいけないとのことで、とりあえず食性と果実形質の情報だけでも送ってもらえるようにお願いしておく。

夕食はお好み焼きへ出かけてみる。Soumyaさんはインドで似たような料理を作ったことがあるので、小手を上手に使ってひっくり返していた。日本酒も少し飲んでみて、楽しんでいただけた様子。今日もおなかいっぱいで就寝。
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