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クサイチゴやモミジイチゴは終了 [日常]

就活で帰省中の学生の代わりに他の4年生と一緒に林業試験場のキイチゴ調査。お、サンコウチョウのホイホイがよく聞こえる。少なくとも2羽はいるけど、しばらくじっとしていたけど、姿は見えず。通りかかったバードウオッチャーの方も狙っている様子。学生二人にキイチゴ調査は任せて、わたしは先に定例の哺乳類調査用のカメラの確認。6月上旬にツキノワグマとニホンジカが撮影されている。ツキノワグマは一度だけだけど、今年の初記録。背中だけだけど、サイズ的には若い個体に見える。ニホンザルは少なくとも3回は訪問していたらしい。足元で何かが動いたと思ったら、ヒバカリだった。久しぶりに見た。

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30分ほどして学生たちに合流するとニホンザルがクサイチゴやモミジイチゴを食べるところも撮影されていた。さすがにサルが食べると多いなあ。当初は角間でも調査するつもりだったけど、ニホンザルはめったに訪問しないので、その辺は過小評価した可能性が高い。一方、去年、角間で予備調査したときにはヒヨドリの他にメジロやキビタキが果実を食べていたけど、林業試験場のスギ林内ではあまり見かけない。そのかわりクロツグミが結構果実を食べている様子。

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クサイチゴやモミジイチゴはほとんど果実がなくなり、残りはクマイチゴ。火曜日に見た時と比べるとニワトコの果実も急に減少した。クサイチゴやモミジイチゴから回収したカメラの一部はクマイチゴに追加して、今日の調査は終了。あとクマイチゴで2週間ほどデータがとれれば、卒論データとしては十分な映像が撮影されているだろう。想定していたよりも哺乳類がたくさん食べている様子だけど、ニホンザルとアナグマがほとんどで、テンやタヌキは撮影されていないかも。哺乳類はモニタリングデータと比較できるのが、林業試験場での調査のメリット。

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大学に戻り、学生たちを下してから、角間のカスミザクラの果実の最終に出かける。6月初めに見た時はまだ若いくらいだったけど、今日はちょっと遅いかもしれないと思いながらも、車を走らせる。途中のオオシマザクラはまだ果実がたくさん見のっていたけど、ソメイヨシノやカスミザクラはずいぶんと果実が減っていた。ただ、必要な量は確保できたのでよかった。

夕方は早めに帰宅して、今年の初アユ釣りへ。1時間ほどで2匹釣り上げたので、美味しくいただく。明日で来週の講義資料の準備を終えることができれば、一番忙しい時期をどうにか乗り越えることができそう。

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