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能登島実習2019初日 [日常]

昨日のうちに車に荷物は積んであったので、7時45分の集合時間の少し前に大学へ移動。学生たちもほとんど集合を終えていたようだけど、一人遅刻してくるようす。教員が車に乗せていくことになり、残りの23名とTAと教員はバスで予定通りに移動する。わたしはバスの後ろを追走することにする。途中、高松SAで休憩して、のんびりと移動したこともあり、予定の到着時刻よりも少し遅れた10時25分に到着。宿舎に荷物を入れて、11時から周辺を散策して調査地周辺の自然観察。去年はたくさん見られたキノコが今年はあまり見られない。林道整備作業後は宿舎に戻って、いつものカレーで昼食。

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13時からタイドプールで磯の生き物観察。わたしは別行動で明日の毎木調査地の下見。去年と同じ場所を考えていたのだけど、尾根沿いの調査区へ行く途中でオオスズメバチの営巣を確認。さすがにそのままの位置で調査をするのはちょっと危ない気がするので、少し離れた場所に新しく調査区を設定しなおす。調査区の設定にいつも時間がかかるので、とりあえず基準線を引いて、あとも大まかな位置にペグを差しておく。まあ、これだけ準備しておけば、ある程度スムーズに調査に取りかかることができるだろう。

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その後、調査区内を一通り歩いて、アシナガバチの巣やイラガの幼虫などがいないか確認。気をつけてもらうのはサルトリイバラ、ヤマウルシくらいか。もう一つの調査区はそのまま使えそうだったので、明日、学生たちに設定してもらうことにする。ただ、こちらもコナラの根元で樹液を楽しんでいるオオスズメバチがいるので、この辺は歩かないようにしてもらおう。

まだ学生たちは海でのサンプリングを続けているようなので、わたしは一足先に宿舎に戻って、明日の調査用具の確認。樹高計の練習に近くの電柱を使うことにして、高さを確認する。ただ、新旧の樹高計で微妙に数値が異なる。まあ、30cmくらいの誤差なら仕方がないか。そのあとレーザー距離計で測定してみたけど、意外と良い数値。電柱が6分の1埋まっているとして、13.3mであればレーザー距離計の数値が一番近い。今度からこれにしようかなあ。明日、持ち出す調査用具を買い物かごにわけて、8人で持ち運べるように準備しておく。

その後は戻ってきた海の生物調査の見学。今年は人数が多かったけど、ゴーグルをつけていた学生や泳いで採集した学生もいたらしく、例年よりも採集した生物の種数が多かった様子。タツノオトシゴは久しぶりに見た。基本的には、あまり動きの速くない生物を採集することが目的だけど、今年はカニや魚を採集してきていた。3班で植物も動物も15種程度は採集できていた様子。

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夕食はおいしい地魚をいただく。夕食後の交流会ではなぜか台湾産の日本酒もいただいただけど、古酒のような味わいだった。わたしは22時ごろに先に休んだけど、元気な若者たちはそれ以降も交流を楽しんだ様子。

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