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カメラ日を確認した [日常]

朝一番は学生が送付してきたゼミ資料の確認。イントロが長すぎるので、削ってもよいところがないか、論理構成を整理してもらう。結果のグラフもわかりにくい。データ入力した時点でとりあえずエクセルで作ってみるのはよいけど、プレゼン用には丁寧に軸やシンボルを修正して欲しい。一通りコメントを書いていたら、結構な時間がかかってしまった。撮影回数は調査努力量で補正しないといけないけど、カメラ日を確認し直さないといけない。

途中、注文していたデスクトップパソコン設置用のラックが届いたので、開封。実験室のPCは大型モニタを2枚並べるとちょっと狭いので、PC本体は机の横に設置する形にしてみた。これなら机の上のスペースも十分に活用することができるし、映像を確認する作業もやりやすい。今のところGISも問題なく動作している様子なので、このまま運用することにしよう。ただ、古いモニタは廃棄処分にするか考えておかないと。

果実食データを確認していた学生がネズミが食べているらしいことを伝えてくる。確かに食べているようだけど、Acorn6210の夜間の画像では、アカネズミかヒメネズミかは区別できないので、ネズミ類にまとめておいてもらう。鳥が来ている様子もなかったのに果実が減少していた理由が一つ解明されたのはよかった。一度、LEDライトが点灯するタイプのカメラを設置してもよいかも。

午後は卒論調査の解析に必要な自動撮影カメラの元データの確認。学生が既に入力したデータをこちらでも確認する。解析対象のメインは大型哺乳類なので、同定ミスはあまりないのだけど、一部、気になったところを確認。ニホンジカのメスが撮影されている割合が高まっている気がしていたけど、調査努力量で補正しても増加していることは間違いなさそう。自動撮影カメラが回収時にもしっかり稼働していればいちいち確認しなくてもすぐにわかるけど、時々、電池切れになっていて、調査努力量が少なくなっている。特にコナラ林は落葉後は一日で電池切れになっているときもある。とりあえず来週のゼミの発表に必要になる地点のデータは確認したので、送付しておく。冬場に設置していなかった時期で240日、年間通して設置するようになって340日くらいはデータが得られているようす。

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