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ESJ70五日目 [日常]

昨日、移動中の新幹線の中でウトウトしたせいか、あまり夜はぐっすりとは眠れなかった。昨夜は寝る前にも投薬しておいたので、朝も花粉症は大丈夫そう。でもたくさん飛んでいるんだろうな。総会の開始時間に合わせてホテルから移動。仙台駅までは近いんだけど、地下鉄の乗り場までは結構距離があるんだよね。7年前はアグライアのポスター発表していたのか。会場へは地下鉄からすぐにアクセスできるのは便利。関東圏からは結構、オンサイトに参加している人が見られる。夜中まで飲んでいたとか、学生か!と思われなくもないけど、みなさん元気そうで何より。

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先日の代議員会で事前に資料は確認しているので、いくつか言い回しの修正などはあったけど、あまり突っ込みどころもなく総会は進行していく。自然史関係の賞が新設されることになってめでたい。生態学のベースには何といっても自然史情報の蓄積が必要だからな。とりあえず10年間くらいの予算規模だけど、こんな形で積極的に評価する仕組みがあるのは良いですな。ただ、授賞式とか講演会とかのタイムスケジュールがさらに悩ましいことになりそう。来年度は横浜を中心として開催される予定だけど、集会系はオンサイト、それ以外はオンラインになりそうなのか。結局、口頭発表会場をいくつも同時並行で準備したり、1000人規模のポスター会場を準備できる場所に限定されるんだけど、ここ数年でオンライン化が進んだおかげで、そこを考慮しなくてもよくなりつつある。一方で、他の研究者と直接意見交換ができる場として、ポスター発表の価値は高いのが悩ましいところ。

総会後、任期を終えた会計担当(Hさん)とその前の会計担当(Kさん)とさらにその前の会計担当(私)で生態学会の予算についてザックリと意見交換。私が6年前に引き継いだ時は、科研費が採択されるかどうかで学会全体の収入が大きく変わってくるタイミングでドキドキした時期。結果的に採択されたので、ここ今年度まではその心配なく運営できていた期間ではあったけど、コロナなどもあり、繰越金が増えすぎてしまっているので、次はその対応を検討しなければいけなさそう。ただ、無事に2年間の任期を終えて何より。来年度はみんなで打ち上げできるとよいなあ。3人とも老眼でスマホを少し離さないと見えないとか、夕方になると見えないとか…。40代後半になると仕方がないか。

総会後に昼食を食べているとちょうど逆転勝ちしたところだった。世の中盛り上がっているんだろう。午後は受賞者講演を聴講。宮地賞、大島賞、鈴木賞といずれも研究やプレゼンともに楽しんだ。臨海実習での経験がその後の研究テーマに結びつくとかいう話を聞くと、大学で講義を担当している側としては、頑張らないとなーと思ってしまう。今年は大島賞の辻さんとか、最終演者になった鈴木賞の中村さんとか、研究内容をよく知っている方も受賞。辻さんが学生の頃に追跡していた群れはさすがにほとんど構成員が入れ替わってしまっている様子。中村さんは2021年に日本熱帯生態学会のニューズレターに記事を書いてもらっていたんだけど、そこからの進展を含めたケイ素への愛が伝わるプレゼンだった。功労賞の湯本さんもお元気そうで何より。なるほどベストディスカッサー賞というのは、そういう定義でしたか。わたしがコメントしたポスターとか、たいていNさんが先にコメントしてあった。大会企画委員会のみなさま、ありがとうございました。

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帰りは大宮でカオマンガイをいただく。さすがに疲れたけど、明日は学生対応とかいろいろあるし、年度末だから出張書類もサクサク片付けておこう。

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