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琴ヶ浜と増穂ヶ浦に行ってきた [日常]

朝一番にインターバル撮影中のカメラの交換作業を終わらせて、能登小旅行の準備にとりかかる。GW中に訪問しなかった琴ヶ浜と増穂ヶ浦を目指して北上。とあるイベントで増穂ヶ浦を利用するので、その下見のついでに琴ヶ浜も訪問して、富来漁港の回転寿司でお昼ご飯を食べる予定。ネット情報を調べてみると、結構、お客さんが多いようなので、開店時間の11時に到着するように自宅を出発。

途中、志雄PAで小休止して、海浜植物を観察。ハマヒルガオの白花、ハマエンドウ、マンテマ、ブタナ、シャリンバイなどが咲いていた。道路沿いには、オオキンケイギクが目立つ季節になってきた。その後は最初の目的地まで移動。西山で降りて、あとは下道をのんびりと移動。何度かアオサギが水田で採食中だったけど、カメラを準備していなかったので、撮り逃してしまった。11時少し前に到着。開店前にすでに私たち以外にも客が来ていた。とりあえず開店までは漁港内を散策して、並んでいるイカ釣り船などを見る。

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白花のハマヒルガオ

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オオキンケイギク

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漁港内の漁船

開店時には私たちを含めて3組だったので、余裕で座ることができた。子供用にセットメニューを一つ頼んで、あとは適当に地元の魚を中心にタッチパネルで注文する。生サバの握りずしは珍しい。ヒラマサがおすすめだったので、こちらもいただく。イワシやアジもおいしかった。もう少しシャリが多い方がバランス的に好きだけど、コストパフォーマンとしては十分。能登方面に行く先には、また立ち寄ってみたい。ただ、帰宅後にお店のサイトをチェックしたら、アカガレイを食べておくべきだったようだ。アカガレイなんてアピールしてたかな?

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1,200円のセット

30分ほどで食事を終えて、琴ヶ浜へ向かう。途中、ヤセの断崖にも立ち寄り、風景を楽しむ。歩道沿いに柵が設置されていたけど、かつては崖の近くまで行くことができたらしい。ハマボッスに金色のコハナバチが来ていた。アカガネコハナバチだろうか?琴ヶ浜は初めて訪れたつもりだったけど、5年前の8月に能登方面のアカテガニ調査に同行した際に立ち寄っていた。そうか、ここが琴ヶ浜だったのか。きちんとメモしておかないと忘れてしまう。砂浜にイカの甲が落ちていたので、自宅のカタツムリように拾っておく。子供がコオニビシらしきものを拾ってきたので、講義用に確保する。あんまり近所の海で見かけないんだよね。帰り道、アスパラガスがあると思ったら、キジカクシだった。

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岩場にイソギンチャクがいっぱい

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ハマボッス

その後、目的地の増穂ヶ浦に移動。琴ヶ浜もきれいな海だったけど、こちらも透明度が高くて、穏やかな海。季節外れだけど、波打ち際には多数の貝殻が打ち寄せられていた。これは確かに石川県にいるなら、もっと早くに訪れておくべきだった。20年ほど前にマコリンに「石川県出身なのに増穂ヶ浦に行ったことないの」と言われたことを思い出した。日本の渚にもでてくるもんなあ。その後、しばらく貝拾いを楽しみながら、散策。うちの子供は貝殻ではなく、ハマトビムシを夢中で採集していた。わたしもフグの死体や打ち上げ海藻をひっくり返して、海浜性のハネカクシなどを観察していたので、あんまり変わらんか。

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増穂ヶ浦

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波打ち際の貝殻

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貝殻の下にいたハネカクシの仲間

帰りにスーパーでお土産用の海産物を購入して帰宅。夕飯はグリルで焼きサザエをいただいた。

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