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スノーシューで雪山を歩いた [日常]

朝から良い天気。この時期の数少ないチャンスなので、一人で林業試験場の自動撮影カメラの確認に出かける。本来は学生を連れていきたいところだけど、装備品が足りていないので仕方がない。朝の冷え込みの影響で、新雪のサラサラ。濡れないのはよいのだけど、スノーシューをはいていてもかなり沈み込むので、歩くのは疲れる。ザックの交換用の自動撮影カメラも結構重い。ただ、静かに雪が落ちてくる林の中を歩くのは気持ちが良い。時々、コゲラやヒヨドリの鳴き声が聞こえてくる。

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さすがに大学周辺よりは積雪が多く、50cmから80cmくらい積もっており、設定中の自動撮影カメラの三脚は半分以上が埋まっていた。まあ、あと50cmくらいは大丈夫そう。ただ、カメラの向きによっては、かなり雪が積もっていた。さいわい、カメラはきちんと動作していたみたいなので、もうしばらく放置しておく。ただ、あんまり食べられていない感じだな。1時間ほど林の中をウロウロする。たまたま、のぞいた幹の穴の中にコナラのドングリを発見。カケスの貯食だろうか?まあ、鳴き声はよく聞くので、あっても不思議ではない。

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帰りに道沿いのスーパーによって、カキをチェックしたら岡山産と石川産だった。石川、岡山、兵庫、広島、宮城からなかなか増えない。一旦、研究室に戻りメールをチェック。共同研究のお誘いメールに返信して、昼食後は角間に出かける。こちらは大した雪ではなさそうなので、スノーシューははかずに、長靴で登り始める。お、駐車場近くの個体も雪が解けた時に一気に減少したらしい。こちらは先週、しっかりチェックしたので、カメラを交換して持ち帰る。もう少しピント距離が近いときれいに映っていたと思われる映像がいくつかあったけど、データとしては十分に使えるので問題なし。ウサギの足跡が目立つ。3時前に研究室に戻ってきたけど、さすがに通常よりも体力の消耗が激しいので、早めに帰宅。

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去年中に終わらせたかった2014年の撮影データの仮入力作業がようやく終了。今週中に入力ミスをチェックして、種名を統一すれば、共同研究者に納品できる形にはなった。