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久しぶりに車で入った [日常]

午前中は天気が持ちそうだったので、林業試験場の自動撮影カメラの確認に出かける。スギ花粉におびえていたけど、今日は大したことなさそう。林業試験場でもようやく雪が減ってきて、久しぶりにいつもの場所まで車で行くことができた。先週、一部で果実が減りだしたので、ちょっと期待していたけど、この1週間でずいぶんと減少した。もう食べ残されてしまうのかと思ったけど、まだ食べるらしい。まあ、他に食うものなさそうだものな。一部はカメラを回収して、残った果序も持ち帰って、果実数を計数する。

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カメラを確認して、貯水池の中を確認。お、アカガエルが何匹もいる。クロサンショウウオの卵塊はまだ1つだけだった。これから増えてくるのかな。水路沿いのコチャルメルソウはまだ花序を立ち上げてはいなかった。最近、ちょっと気温が高かったけど、来週はまた雪になりそうだから、もうしばらくかかるだろう。そのまま角間にもでかけて、カメラの確認。こちらは食べつくされたものが多いので、カメラを回収する。ジャノヒゲってなかなか食べられないなあ。フキノトウやオウレンが咲いていた。春は近い。

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研究室で昼食を食べていると学内にハトが落ちていると連絡があり、拾いに行く。しっかりと窓ガラスにぶつかった跡が残っていた。とりあえずビニール袋に詰めて冷凍しておこうかと思ったら、足輪がついていた。レース鳩でしたか。残念ながら、死亡しているけどネット検索して、連絡先に届けておく。石川県内で飼育されていた個体だった様子。その後、ハクビシンの胃内容物から出てきた生物の同定依頼。いや、これ見せられてもナメクジとは断言できんな。とりあえず解剖してみると、ナメクジっぽい雰囲気だった。

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週末のESJ64用のポスター作成の準備で、Rを使ったnMDSの解析方法をざっと調べてみる。2004-2007年に収集したネズミの捕獲調査データで一度、立教大学にいたころにゼミで話したあと放置していたもの。Rarefaction curveで明らかに果樹園のデータは他よりも高い種多様性を示している。同じ手法を用いて捕獲調査をしていたランビルデータと比較してみると天然林や伐採林の捕獲数は同程度で、果樹園がやたらと高い数値を示しているので、まあ餌資源が多いんだろうけど、餌のデータはないからどう説明したものか。