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久しぶりの雪の中を歩く [日常]

先週設置した自動撮影カメラの確認のために朝から林業試験場に出かける。大学周辺はほとんど雪がないけど、林業試験場からは積雪25cmとの情報があったので、スノーシューを準備。今年は何度か使うことになるかもしれないな。ただ、今年は雪道でも車は全く問題ないので、あまり雪に苦労することなく駐車場まで到着。今日は駐車場に車を止めて、そこからスノーシューで移動。まだこちらは車が一台通過した形跡があるだけ。確かに20cmは余裕で越えている。

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ヒヨドリジョウゴは近くの木に登っているので、まだ果実にはアクセスできそう。ただ、林床を張っている個体はすでに雪の下。まあ、雪の中で食べられることはあまりなさそうなので、雪解け後まで残っているかも。ハイイヌツゲは積雪でそろそろ埋もれてしまいそう。フユイチゴたちは完全に雪の下。先週、一度だけでも数えておけてよかった。アカネズミに食べられてしまうか。

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先週、確認したときにはツキノワグマが通過した際に三脚ごと倒されていたけど、さすがにもう冬眠しただろうか。今日はまだ動物たちがあまりウロウロしていないのか、ウサギとカモシカ?らしい足跡くらいしか目にしなかった。沢沿いのコチャルメルソウにも雪がのっていた。来週、ルーチンの自動撮影カメラの交換に出かけるころにはもっと積雪量が増えているかな。今年の卒研生たちはほとんど一緒にフィールドに出ることができなかったのだけど、一度くらいは雪の上を歩いておきたい。

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さいわい、天気予報通り、曇り空でもってくれたので、カメラの確認中に雪の心配をする必要がなかったのはよかった。ただ、通常なら1時間ほどで確認できる工程が2時間以上かかったうえに雪の上での作業はやはり疲労が大きい。研究室に戻ってからは、風邪をひかないように暖かくして過ごす。

石川県もコロナ陽性者数が以前よりも少し高い水準で続いているので、まだまだ注意が必要。
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