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ようやくトベラも食べられた [日常]

ふと気が付いて角間のヒサカキの下から拾ってきたシロハラの糞に含まれていた種子を見てみたら、発芽してた。実験室に暖房が入るようになって、暖かいのか。まだ100個中1個くらいの芽生え数だけど、意外と簡単に発芽するんだな。先行研究では30%くらいの発芽率はありそうなので、しばらく観察してみよう。糞10個分くらいしかサンプルはないけど、種子1000個くらいはあるので、来年度はヒサカキにもう少し真面目にカメラを設置して調べてみてもよいかもしれない。

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大学の体育館横のトベラも果実が減っているようなので様子を見に行くとたくさんの糞が落ちていた。トベラだけではなく、マンリョウ、ヒサカキ、アオキなど、植栽木の種子がちらほら見える。モチノキ科っぽい種子は近所のクロガネモチだろうな。トベラは12月中旬に裂開してもあまり食べられずにいたけど、さすがに先週末からの積雪で、地面にまったくアクセスできなくなるとやってきているらしい。この糞の種子構成から考えるとヒヨドリだろうなあと思いながら、チャック付きビニール袋を実験室から持ってきて回収。積雪時だときれいに糞が残っていて回収しやすい。

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半分ほど回収したところで、ヒヨドリが一羽飛んできて、果実をついばみだす。やっぱりヒヨドリだったか。肉眼で観察できる距離なのにカメラを持っていなかったのが残念。時間があれば、直接観察してみてもよいかも。ここなら駐車場に車止めて、中から観察できそう。でも卒論修正に使う時間を考えるとあまり長時間は観察できないか。
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