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FSD2010の論文が掲載されました [日常]

午前中は久しぶりに有馬富士公園でカワセミの会に参加。雨が降るかと思っていたけど、曇り空の間に観察会は終了。やたらとハシブトガラスとトビが飛んでいて、小鳥をほとんど見ることができなかった。3年ほど継続しているけど3時間ほど歩いて16種はかなり少ないと思う。コジュケイの鳴き声をしっかり聞いた。

FSD2010の特集号が掲載されました。
http://www.sciencedirect.com/science/journal/1146609X/37/6

わたしの書いた論文はPart I - Animal Strategies and Natural History Oriented Researchの2番目に掲載されています。

Kitamura, S. (2011) Frugivory and seed dispersal by hornbills (Bucerotidae) in tropical forests. Acta Oecologica 37:531-541.

2010年段階で知られているサイチョウ類の果実食と種子散布に関する情報をまとめた論文です。Appendixに元のデータを全部掲載するべきだったかもしれないが、その辺はまた別の仕事で考えることにしよう。

来週からのタイ行きがキャンセルになったので、空いた日程で千葉県の山階鳥類研究所のサイチョウ類の標本の口幅を測定しに出かけることにする。昨日、メールで宿泊予約の連絡を送ったのだけど、返信が来ないので、電話で確認。きちんと予約されていたのでほっとする。もしかして、返信メールがジャンクメール扱いされてしまっていたのかも?

午後はEAFES関係のお仕事。今日の夕方が締め切りなので、それに対応するためのHPの準備など。次回、開催するとすればESJと合同大会で開催するメリットとデメリットをきちんと考えなおす必要がありそう。確かに国際学会では締め切りの延長は結構普通にあるけど、後ろが決まっていると結構大変。

夕方にマレーバクについてタイの現状をまとめて論文にしませんかという共同研究のお誘いメール。ネコ科を対象とした研究と同じように自動撮影データを活用するそうなので、断る理由はない。一度に複数個体が撮影された頻度などマレーバクは100枚近く撮影されているので、情報量としては多い。2月1日が締め切りなので、今月中にデータを集めて、来月は解析して、1月に本文を書き上げるらしい。

週末は11月6日のイベントの報告書をまとめてしまう予定。