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ESJ59四日目 [学会]

今日は自分のポスター発表なので、筒を抱えてバスに乗り込んでポスター会場へ。さっさとポスターを貼り付けてから総会に参加。Ecological Researchって、投稿数が減ったといっても年間400本も投稿があるんですな。採択率が3割以下なら立派なものです。日本からの投稿数は2割程度しかないようですから、随分と国際化されたものです。ただ、担当編集仕事は相変わらず大変そう。

総会はスムーズに終わるのかとおもいきや、最後で結論が先送りにされた案件が一つ。大会初日の全国委員会でももめたらしいけど、これは事前に会員にも知らせておくべき内容ではなかったかな?先に結論ありきなら、審議する必要はないでしょう。ただ、どんどん名前が増えていくのもどうかと思うので、落とし所は必要だとは思います。

午前中はポスター会場をうろちょろして、自分の発表を時々しながら、4月以降にお世話になる方々などを見つけてはご挨拶。林業試験場の方にもお会いすることができてよかった。昨日の懇親会で知った半島マレーシアのげっ歯類の研究の話を聞く。こんなマニアックな話をできる研究をしている若者がいるとは思いませんでした。ただ、げっ歯類をまじめに調査するつもりなら、自動撮影だけでは勝負できないので、捕獲調査が必須でしょう。サメの自動撮影データが論文化されていたとは知りませんでした。この一年、あまり論文を読めていないのが、学会に参加すると身にしみる。

午後は企画集会に参加するつもりだったけど、結局、ポスター会場をうろちょろして、いろいろと話しを聞く。懇親会までちょっと時間があったので、早めに京都で酒を飲む予定が、結局いろいろとあってそのまま懇親会会場へ行くことになってしまった。リーガロイヤルホテルでの懇親会はほぼ満席。900人もの参加者がいると大変。でも8000円の参加費はちと高い。1皿分だけ料理を確保して、残りは会場をぐるりと回って、結局、生態研センターOB・OGのみなさんとおしゃべり。

途中で懇親会を抜けて、裏懇親会に合流して、さらに途中からは加藤研のメンバーを中心とした若者グループに合流。そーなんです。わたしは実は動物生態出身でもあります。まあ、いろいろあって生態学研究センターに大学院は進みましたが、学部生の時に長くいたのは動物生態ですな。学部生の頃初めて出たセミナーで、「こんな研究なら博士課程に進まないほうが良い」など教員が院生の発表にコメントしていたのが強烈に印象に残っているからなあ。その他にもいかにも京大生らしいエピソードがあったけど、それが意外な人物の話で衝撃を受けました。本当は面白キャラなのか?