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スノーシューを使ってみた [日常]

今日は雨や雪ではなさそうだったので、午前中に自動撮影カメラの交換に出かける。角間の雑木林にはノウサギの足跡が点々と続いていた。頭上では、カラ類の混群もみられた。前回の調査時より積雪は少なく、とけかけていたので長靴でも十分に歩くことができた。ヒサカキを食べた後にヌルデで食事をした鳥がいるらしい。ヌルデの下の雪の上に青紫色の糞が落ちていた。

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積雪時であまり意味がないかと思っていたけど、前回の交換後、年末に一時的に雪がとけた時に果実が食べられていた。これは昨年度と同様な傾向。周辺に果実はほとんど見当たらないので、雪の中の赤い果実は目立つのだろう。この時期、ノウサギもよく撮影されるのだけど、降雪後は赤外線センサーにひかれるのだろうか?残っていた3台中、2台のカメラはほぼ果実が無くなったので回収して、残り1台。こちらは倒れた果実なので、消費されるかどうかわからないけど、もうしばらく継続してみる。

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その後、体力的に余裕があったので、林業試験場に直行。前回は雪をラッセルして、かなり体力を消耗したけど、今回は年始に購入したスノーシューを装備して再トライ。ただ、前回の調査でほとんどカメラは回収してしまったので、今日は道路際の2台のみ。私よりも先に林業試験場スタッフの方が気象データの収集を行っていたので、途中までは踏み跡がついていて楽だった。途中のカキの実も誰かに食べられているらしい。林業試験場も他にあまり果実も見当たらないし、残されたカキが貴重な冬の食料になっている様子。ここなら建物の中から採食シーンを撮影できるのではないかな。それにしてもスノーシューは便利。前回は苦労した道のりが問題なく歩けた。これなら角間ももっと楽に歩くことができそう。

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ようやく生態学会のプログラム校正作業が終わったので、午後は来年度のシラバスを検討する。明日以降、いろいろと会議があったり、週末はセンター試験監督だったりするので、早めに原稿を完成させておきたい。一年生向けの講義は内容を少し減らすか。

Biotropicaは今年から冊子がなくなり、電子版だけになった。レフリーへの謝辞に1年間に対応した論文数も書かれており、一番多い人で4つですか。複数の編集担当から別のテーマでの依頼か、よっぽど専門分野が近い人が立て続けに投稿したかだろう。

先週末から下腹部が微妙に痛かったので、内科に出かけてみた。けど、どこも悪くなさそう。食べすぎだったのか、変なもの食べてしまったか?