ようやく卒論提出

製本用の卒論原稿を締め切り前日になってようやく提出。１つは石川県内の情報でもあるし、最低限、自然史資料館の研究報告に掲載したい。もう１つは昨年度の卒研生のデータとあわせて国際誌を狙いたい。今年度の反省としては、昨年度の卒論を１つも投稿できなかったので、その辺をまずどうにかしたい。結局、卒論としてまとめてから、もう一度自分で内容をチェックして投稿するまでの時間を優先的に配分できなかった。少なくとも継続データをとる予定がなかった研究については、さっさと投稿しておくべきだった。ただ、自分の専門から少し外れた分野だと、もう少し先行研究を読んで、内容を生理してからと思っていたら、結局、手が付けられなかったのが反省。

明日は学内研究費の発表会なので、プレゼンの最終チェック。写真をたくさん見せることもあり、12分間のプレゼンにしては、スライド枚数が多いのだけど、ほぼ時間通りには話せそう。ただ、アドリブを入れると少しオーバーしそうなので、話の本流からは少しそれるスライドを2枚削って完成。今年度はこの学内研究費のおかげで、野外調査用の調査器具をそろえることができたので、その分の成果はしっかりアピールして、来年度の研究費に繋げたい。実はこちらに来てから大学の全教員向けに自分の研究の話をするのは初めて。で、こちらの準備にかかりきりだったので、ESJのポスターは金曜日以降に作成予定。

それとは別に来年度、金沢大学の研究者と小規模な共同研究プロジェクトに申請することになったので、急いで書類を整える。これをステップにして、次の科研費などの共同研究につなげていければよいのだけど。長期観測データを上手く活用して、まとめていきたい。