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ヒメアオキにカメラを置いてみた [日常]

午前中は1年生向けの生態学の講義。今日は進化の話なので、最初に今年のセンター試験の問題を提示。イワサキセダカヘビの写真を見せたら130人くらいの学生の中で1人だけ名前を知っている人がいた。なかなかのいきものマニアかも。大学図書館のフィールドの生物学を調べてみると、だれか借りて読んでいる様子。興味を持ってくれた学生がいるのであれば、うれしい。

水曜日の講義と実習中に痛めたのどの調子が回復していないので、今日の講義はいまいちの講義だった。前期は風邪ひかないように細心の注意を払わなければいけないことは、一年目に失敗して気を付けていたのだけど、ちょっと気が緩んでしまったかもしれない。

午後は卒研生を連れて林業試験場へ調査に出かける。それとは別の共同研究のネタも確認して、ヒメアオキの結実状況をチェック。すでに一部の果実では持ち去りが見られているけど、まだ少ない。ビークマークがついた果実も落ちている。このあたりで騒いでいる鳥だとすれば、犯人はヒヨドリだろうか?花序内の果実数と持ち去られた数を数えてみるとまだ5%以下なので、ここ数日中にカメラを設置すれば、どうにか調査できるか?ただ、本来は1か月前から準備しておきたいネタ。今後、ヒメアオキの果実が食べられない可能性もあるので、別のネタも準備しておいたほうがよいだろう。とりあえず、カメラを設置できそうな10個体に、果実持ち去りを記録する予定。アオキは先行研究があったと思うので、探しておかねば。

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なぜかネズミが3頭浮かんでいた。飛び込んだのか?