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フィールドの生物学18巻 [本]

17巻のクモヒメバチの著者とは違って、こちらは小さい頃からの生き物オタクっぷりが満載の本。ただ、2冊続けて読むと共通点も多いことに気が付く。

湿地帯中毒 身近な魚の自然史研究
著者 中島淳
体裁 B6判 272頁 並製本
本体価格2000円+税
出版社: 東海大学出版会
刊行 2014/10
ISBN978-4-486-01999-2

わたしも小さい頃に川で捕まえたナマズの稚魚や田んぼで捕まえたドジョウなどを自宅の水槽で飼育していたけど、比較にならない。淡水魚が豊富な環境って、あこがれるなあ〜。湿地帯に暮らす生き物への愛にあふれた一冊です。一般向けの生き物観察会などでもカマツカ布教につとめている様子。魚だけではなく、水生昆虫の情報も満載です。こういった生物好きで、学位を持っている人が生物担当者として関わることができる都道府県が増えるとよいなあ。

あと、小さい頃によい図鑑に出会うかどうかは大事。

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