SSブログ

インドネシア調査六日目 [研究]

午前中にDedyさんにチビノンにあるLIPIに連れて行っていただくことになっていたけど、9時にDedyさんのところに集合だったので、朝食後の1時間半でボゴール植物園内の植物観察の続き。昨日購入した植物園のガイドブックによるとフタバガキ科などは入口から最も遠いところなので、そちらに直行するつもりだったけど、途中にもニクズク科やアカテツ科など熱帯雨林を代表する樹種で、トラップされる。いずれも花や果実を見ることができたのはよかった。

IMGP0984.jpg
植物園内でのイベント?

IMGP0987.jpg
Myristicaの果実

IMGP0989.jpg
アリはアリルが大好き

IMGP1006.jpg
いろいろな板根

IMGP1009.jpg
痛そうなトゲ


肝心のフタバガキ科は、Dipterocarpus、Shorea、Vaticaなどの花や果実を見ることができた。

IMGP1031.jpg
フタバガキ科のいろいろな果実

当初はフタバガキ科周辺の門から植物園外に出るつもりだったけど、空いていないとのことだったので結局、正門まで戻る。かなり時間をロスしたけど、ほぼ予定通りの時刻にDedyさんのところへ到着して、車でボゴール市内にある保全関係の情報センターであるPIKA(Pusat Informasi Konservasi Alam)を訪問する。

JICA関係で環境整備されたらしく、日本語でもコモドドラゴンがアピールされていた。こちらには保護区内の情報しかないことが判明。しかも図書室内の書物は書誌情報ごとに整理されていなかったので、手当たり次第に探していく羽目になる。何とも時間をロスした感じだけど仕方がない。

IMGP1040.jpg
書籍探索中

IMGP1046.jpg
今日のランチ

午後は植物園内の図書室を訪れることにして、再びボゴール植物園に戻る。植物園内の施設で昼食を済ませてから、図書室で書籍探索。こちらはさすがに書誌情報ごとに整理されているけど、インドネシア語しか書かれていない文献も多いので、中身を確認するのが大変な作業。閉館する午後4時まで延々と文献を探す作業をして、ホテルに戻る。

IMGP1047.jpg
こちらも書籍探索中

ちょっと疲れが出たのか夕方から発熱して、37.5度。風邪薬を飲んで、ポカリを大量に飲んで早めに就寝。途中、何度もトイレに起きたけど、悪化しなかったのでよかった。