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The Ecology of Tropical East Asia 2nd Edition [本]

午前中は昨日の続きで林業試験場内の自動撮影カメラの設置作業。昨日はカメラの台数が足りなかったので、今日はしっかりと準備して持ち込む。近くの中学校の写生大会らしく、元気な声が響いていた。午前中は天気が持ちそうだし、ちょっと紅葉が進んできた頃で、それほど暑くはないし、写生にはよさそう。秋の山道を歩いているとズボンが種子でいっぱいになる。林業試験場内ではノブキも結実中。森の中を歩くとアカガエルがはねるのが目立つ。ハヤシウマらしきものも見かけた。林業試験場の枯葉だまりで以前、見かけた個体もハヤシウマだったのだろうか?

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色づいてきたマムシグサ

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今日は訪花昆虫もいた

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カキが入った糞。テンだろうか?

8月に参加した学会で、Corlettさんがもうすぐ出版されるからと宣伝していたEcology of Tropical East Asia 2nd Editionが届いた。
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表紙のテナガザルの写真が新しくなっていて、今回はアジルテナガザル。ざっとしか眺めていないど、写真がずいぶんと更新されており、種子散布関係はアイムサさんの写真が結構使われている。あと文献情報がかなり更新されている。日本人研究者の論文も丁寧に目を通していて、Iida et al. (2014) Ecology 95:353-363とか、Matsuda et al. (2013) Integrative Zoology 8:395-399とか、Yamasaki & Sakai (2013) Australian Journal of Botany 61:60-66とか引用されている。Ecological Researchの担当編集をしていたこともあるだろうけど、Ecological Researchの論文も数多く引用されている。わたしもTropical Conservation Scienceのニクズク科特殊号に出版された東南アジアのニクズク科の果実食と種子散布に関する総説も引用していただいた。ただ、本来は未発表データで持っているサイチョウ類の種子の体内滞留時間を引用したかったみたいなので、できるだけ早く論文化します。

とあるところから問い合わせメールが来たのだけど、すみません、いずれも私の専門外の生き物たちです。どうやって私にたどり着いたのか、ちょっと知りたくもあり、関連キーワード検索してみたけど、自分のサイトにはヒットしなかった。うーん、なぞだ。

新天地へ旅立った方からメールが届いた。さらに北上したらしい。

今週末は運動会などあるので、明日までに月曜日締め切りのお仕事を終わらせねば。