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調整池でツユクサ調査 [日常]

今朝はいつもより少し早く大学に行って、調整池でツユクサの訪花昆虫を観察。ちょっと気温が低かったので、昆虫が来るのかどうか心配だったけど、ツユクサの咲いているところを何箇所がめぐるとホソヒラタアブらしき個体を発見。しばらくこの個体を観察してみる。丑丸さんたちの研究成果が既に論文としてまとまっているので、今さら新しいことがなにかすぐに見つかる気はしないけど、訪花昆虫を観察する練習には、調度良いだろう。

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これは雌しべがない花

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こいつはよく来ていた

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危ないところだった

しばらく観察していたけどミツバチが全く来ない。丑丸さんたちの研究だとミツバチも結構来ていたはずだし、わたしが自宅で見ている花にもミツバチが来ていたのでちょっと不思議。調整池の周辺を歩いていると、日の当たっている道路側に咲いているツユクサでミツバチを発見。こちらのほうが早く暖かくなるのかそれとも相対的な花の量が多いからだろうか?しかし、訪花昆虫って3時間連続して見ているだけでも色々と見ることができて楽しいですな。果実の観察なんて、1日見ていても何も来ないことなんて普通だからなあ。最もたくさんの訪花昆虫をきちんと同定するのは大変そうだけど。

本当は春先から定期的に同じ調査地を咲く花のフェノロジーの観察と訪花昆虫の観察を行ったほうが良かったかもしれないけど、就職活動とかあるとなかなか定期的なスケジュールを組みにくいのが難点。まあ、これから頑張ってもらうしかない。