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ヒメアオキ調査はほぼ終了 [日常]

予報よりも早くに雨がおさまったので、朝から卒研調査で林業試験場へ出かける。雨上がりで涼しいくらいの天気。さすがにヒメアオキの果実はほとんど残っていないので、自動撮影カメラを利用した調査はほぼ終了。まだ果実が残っている個体はすべてアオキミタマバエの虫えいが形成されているので、食べられる可能性は低いだろう。ここ3週間ほどほとんど変化していないので、これから食べられるとは思えない。赤い果実なら、林床で熟し始めているクサイチゴの方がおいしいだろうし。林床に落下した果実もほとんど茶色く変色してしまったけど、中身の種子は死んでいないのだろうか?

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電気柵

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残っている果実

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クサイチゴ

この2週間ほどの撮影データを確認してみると、さすがに採食記録はまったくなかった。先月末にツキノワグマが一度だけ撮影されていた。今年の初ツキノワグマ。サクランボもこれから熟しだすので、林業試験場内で遭遇することもあるかもしれない。といっても、わたしはまだ一度も調査中に遭遇したことはないのですけど。下草刈りが行われない場所では、トリアシショウマが開花していた。角間ではすでにフタリシズカはほとんど花が終わっていたけど、林業試験場ではまだ開花個体も見られた。お、ウリノキもたくさん咲いている。

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午後は雨上がりの畑で草むしり。ちょっと風が強いので、ズッキーニやトマトの支柱を補強する。最初に開花したズッキーニが大きくなってきた。スイカはどうも土台のカボチャが大きくなってしまった苗が一つ。まあ、スイカは3株あるので、1つくらいカボチャになってもいいか。