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朝から会議4連発 [日常]

朝一番にヤマナメクジの世話。餌のキュウリを交換して、ミズゴケを新しくする。交尾した4個体はいずれも摂食活動を続けているので、このまま冬越しさせることができるだろうか。今までは夏場の暑い時期に死亡する個体が多いので、来年はヤマナメクジ飼育用にワイン保管庫でも購入しようか。ただ、研究したいという学生が現れないのが一番の問題。

午前中に学生が入力したヒメアオキデータの再確認。お、結構しっかり確認してある。さすがに2,000枚ほど入力作業をするとかなり作業効率が上がっている様子。見逃している動物はなさそう。ヒメアオキを食べに来たわけではないけど、ルリビタキやコルリなどの青い鳥たちも撮影されていた。メインの果実食者と考えられるヒヨドリ以外では、トラツグミやクロツグミの撮影頻度が高いが、この2種は食べた形跡はない。やはりヒヨドリの論文を読んでおいてもらった方がよさそうなので、関連文献とその前に読むべき日本語の教科書の該当ページを渡しておく。その後は木曜日に予定されている会議の事前打ち合わせで午前中が終了。

昼食後は学内の研究費使用にかかる研修会、教授会、学科会議と抜けられない会議が3連発。先日も研究倫理のe-learningで半日つぶれた。今日は学内の研究費使用の取り決めの紹介など。今年から物品購入手続きが多少煩雑になったけど、他大学の方がまだ厳しい点もあるので、この程度は仕方がないだろう。毎年、こういった講習会を開催するらしい。丸一日つぶれるわけではないので、仕方がないか。

その後は教授会、学科会議で夕方になってしまった。今年の就職活動は健闘しているようすで、ちょっと安心する。うちの研究室も行先は決まったようなので、後は卒業研究に集中してもらえそう。会議を終えて研究室に戻ってくると、ドアの前に小さな荷物が置いてあった。ウガンダへもっていく変圧器が届いていた。小さいけど6kgあるので重い。エミレーツは30kgまでOKだけど、今回は普段は自分では使わない調査用具もいろいろとあるので、荷物の重量を確認してから、空港に出かけるようにしよう。前回の南アフリカ域と比べるとデジカメが大きくなった分、機内持ち込みの荷物がちょっと重くなるのは仕方がないか。ウガンダ予習用に購入したエリア・スタディーズは3分の2くらいは読んだので、今週中に読み切りたい。

明日は大学院生向けの集中講義。ちょっと分野が違うけど、菌や線虫やカタツムリなど、多様なテーマの話題提供があるようで楽しみ。今朝の段階では、台風の影響で大雨になる予報だったけど、少しコースが外れたらしくあまり雨が降らない様子。木曜日と金曜日に野外調査を控えているので、あまり降りすぎて欲しくないところ。