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ウガンダ調査6日目 [研究]

今朝もかなり早起きしてしまったが、6時ごろまでベッドでごろごろして過ごす。今朝も4時ごろから森から動物の鳴き声が聞こえてきていた。毎朝、おかずにアボカドを半分食べている。宿舎の周辺に植えられている熟しても川が緑色の品種で結構大型の果実。

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調査基地からの夜明け

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毎朝のアボカド

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派手なバッタ

今日は葉の機能形質を測定するためのサンプリングを行うグループと植物同定用の参考標本を採集するグループに分かれて行動。私たちは植物同定用の参考標本を採集するためにカリンズチームで利用しているフェノロジートレイル沿いでサンプリング。調査地内に張り巡らされたトレイル沿いの対象木にナンバーテープがついており、それぞれのトレイルで200本程度の観察を行っているらしい。その対象種リストを参考にしながら、必要な樹種を長い鎌を使って採取していく。15mまで伸ばせる採集用の鎌を初めて使ったけど、中低木を採集するにはとても便利。

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ムサンガの若い果実

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ナメクジ?

昨日、下見した段階でもそうだったけど、MusangaやFicusなど森の中にはさまざまな果実が実っていた。今日はできるだけたくさんの樹種をサンプリングすることが目的なので、森の中の優占種を中心に採集を進めていく。10時過ぎに一度休憩して、11時半ごろに宿舎に戻り、午後の仕事の準備をする。12時前にもう一つのグループも大量の植物標本を抱えて戻ってきたので、一緒に昼食にする。昼食後、サンプリングしてきた植物の写真撮影と標本作成、および葉っぱの機能形質の測定用のデータ処理を行う。途中、水浴びタイムを挟みながら、18時半の夕食前にはサンプル処理を終了。

夕食後はサンプリングできた参考標本とフェノロジー調査対象種のリストとの対応。明日はレアな種を中心に狙ってサンプリングする予定。