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今年もゾウムシがいた [日常]

朝は角間の定例調査。今日も朝から暑そう。こちらも駐車場に車が増えてきたので、大学内にも人が増えているのだろう。調査地内にもクマ鈴の音が聞こえているので、何か作業をしている人がいる様子。尾根沿いのベンチのところのヤマグワにヒヨドリが来ていて騒がしい。とりあえず自動撮影カメラの確認作業。サイハイランはそろそろ花が終わる時期。黒光りするものが見えたので、よく見るとゾウムシだった。そういえば去年、卒論で観察していた時にも見つけて、ツヤハダヒメゾウムシらしいということになったんだっけか。

トレイル上にテンの糞がやたらと落ちていた。ヤマグワの種子はすぐにわかったのだけど、この小さいリンゴみたいな種子ってなんだっけな。見たことあるんだけどな。この時期に熟しているような果実はサクラ、ニワトコくらいだと思うんだけど、他に何かあったかな?例年、アベマキの樹液酒場になっているところはこの時期になってもダメそう。少し高いところにスズメバチが来ているので、あそこは樹液が出ているのかもしれない。匂いはしているので、そのうちクワガタも姿を見せるだろう。

午後は回収してきた自動撮影カメラのデータをチェック。おお、今年はよいデータがとれいてるものもありそう。今日の調査時に確認しきれていなかったところを明日、再確認してこようか。ただ、木曜日から雨になりそうだから、スケジュールをいろいろと組みなおしたほうが良いかも。その後は一年生向けの生態学の講義。コロナがなければ、今頃、バッタのニュースが大きく取り上げられていたかもしれないだろうから、バッタ本を紹介。ナウシカは見たことはあるけど、読んでいない学生の割合が毎年増えている気がする。
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